中学生の勉強のタイミング

中学生の勉強のタイミング

中学生と面談をすると、受験に悶え苦しむ中3の姿を見て

「いつから勉強したら苦しみませんか?」

と深刻な顔つきで聞いてきます。

そこで今日は、テスト前、検定前、受験前の3つに分け、適切な期間設定をご案内します。

あくまで中学生向けですので、高校生は今度書く別記事を参照してください。

 

その前に、真面目な中学生の皆さんや保護者様からこんなこと言われます。

「常日頃から勉強しておけば問題ない。」

確かにそうですね。ごもっともです。

ただ僕は、中学生時代に勉強ばかりするというのは反対です。

たくさん遊んで、様々な経験や知識、友人を手に入れるべきです。

勉強は後回しにしても根性でなんとかなります。

しかし、その日、その時、その瞬間は一回だけです。

 

それと、塾の先生と家庭教師をやっていて思ったことは、

コツコツ勉強できる子は少ない

ということ。

基本的に中学生の年代では勉強に対して積極的になれる生徒は多くありません。

もちろんいることは確かですけれど。

 

コツコツしない生徒が多い中、コツコツできないのなら勉強はやめろというのはナンセンスです。

できないのなら、代替策を講じるしかありませんからね。

ぜひ今回の記事を見て、自分で勉強を始める日を決めてモチベーションを上げていってください。

 

【テスト前のお勉強はいつからすればいい?】

テスト、といっても中学生には多くのテストが課せられます。

期末テストに至っては9教科もあります。やってられません。

そこで考えるべきは、効率のいい勉強の仕方。

テスト対策に充てる時間や期間がいくら長くても、効率が悪いと点数に繋がりませんし、点数が悪いと勉強のやる気も湧きません。

勉強の8割はモチベーション

頑張っていきましょう。

 

《5教科テストの場合》

5教科のテストは範囲が基本的に狭いです。

というのも、5教科テストが実施されるのは中間テストや理解度テストが多いです。

そしてこれらのテストは頻繁に実施されるので範囲が最高でも一単元です。

なので、2週間前から対策するとかなりの高得点が見込めます。

まず必ずしてもらいたいのは、1日3教科以上手をつけること。飽きたらその科目はその日やらなくていいです。

というのも、人間はどんどん勉強をすると脳の動きも活発になります。それを一科目だけで終わらせるのは効率的ではありません。

オススメなのは英語+国語+残り三科目から一つ、というパターン。

勉強法はこのような感じにするといいでしょう。

・英語

主に長文と英単語。長文を読めるようになるためには最低限の文法が必要。その雰囲気がつかめると文法を使わずに問題ができるようになります。

・国語

主に小説や評論など。古典がある場合は古典と小説or評論にしましょう。というのも、いくら文法や漢字を知っていても、国語のテストでかなりの割合を占めるのは読んで記述or選ぶ問題です。漢字はあんまり得点源にもなりませんし、これから先も役立ちませんので重要度は皆無。

・数学、理科、社会

数学は解き方、公式を覚えるのは無意味です。そのまま出れば勝ちですが、ちょっとでも捻られると終わります。とらえるべきことは、何をしているのか、何がしたいのか、そしてわからない言葉や式の意味を理解することが重要。ここだけはちょっと独学では厳しいので、先生やらに頼りましょう。

理科は物理、化学分野は数学とすることは一緒です。早めに対処しましょう。生物、地学分野は国語や英語と同じタイミングで早めに用語を押さえておきましょう。

社会はもう暗記しかありません。しかし、社会を頻繁に取り入れるとその日暗記系科目を3つするというカオスな状況になり、モチベーションの維持ができません。なので、社会をする日は国語の時間を半分にして見るというのはいい手です。英語は半分にしてはダメです。国語は慣れでカバーできるところも多いですが、英語は全く違う文化の言葉です。また、日本の英語教育はポンコツなのでやらなければ点数には現れません。

 

また、個々の勉強法については別の記事で書くことにして、暗記系は毎日取り組む。国語と英語が嫌いな子は地獄に感じそうですが、テスト前ということで耐え忍ぶしかありません。

数学、理科を毎日やったほうがいいのでは?

とたまに言われますが、これらは量より質です。

質が十分であれば、量はそこまで必要ないですし、

質が悪いと、どれほど量をやっても力にはなりません。

 

なので、先ほども述べた通り数学や理科は暗記したほうが効率が悪いので

何をしているのか、何がしたいのか、わからない意味は何か

WhatとWhyを重点に置いた勉強をしましょう。

まぁこれはテスト前だけでなく、常日頃から心がけるといいですよ。

 

《9教科テストの場合》

9教科テストは、全範囲+9科目というのが多いのではないでしょうか。

まぁ、範囲はあまり関係ないんですが

5教科以外の科目は、国語英語と同じタイミングで暗記を始めることがオススメ。

ただ量が多いので、始めるのはテスト3週間前からがベスト。

毎日4科目+英語をすると、疲れます。

もう一度言いますが、

勉強の8割はモチベーションです。

疲れて、勉強しなくなるのが一番アウトです。

なので、4科目から2、3科目+英語とするほうがいいです。

しないよりはするほうが、ただするよりは継続するほうがベストです。

9科目の場合は、やることも範囲も広いので早くから手をつけることが望ましいです。

しかし、最初っからぶっ飛ばしてガツガツとやらないようにしましょう。

その日だけ勉強しても継続できなければ意味がありません。

継続が何よりの力です。

 

結局、コツコツやれということじゃん。

そういうことなんですが、テストは日頃からできない子の練習の場とでもとらえてください。

また、やろうと決めたけどモチベーションが上がらずできないということは

やる気がある時点でコツコツできるようになることがかなり期待できます。

受験期まで何もやらず、最後の最後に全て暗記すればいい

とか無茶苦茶なこと考えている子もいますから希望を持っていただきたい。

以上テスト前の勉強法を提供しました。

参考になりましたか?

続いて検定前を見ていきましょう。

 

【検定のお勉強はいつからすればいい?】

検定というのは、基本その分野が好きで世間から認められたくて受けるものです。

つまり、好きな科目を武器に変えることができます。

なので、検定は持っていなくてもいいですが、持っていればかっこいいものでした

そう、過去形なんです。

これはみんながかっこいいを目指して、好きでもないのに

あれもこれも取ってしまえ、持っていれば印象がいい

という風潮がいつしか出来上がり、さらには企業もその風潮に飲み込まれ

検定を持っているかっこいいやつ以外は論外。

さらには検定を実施する側もそれを目的として開催するようになりました。

よく考えてもらえば当然ですが、検定のためにお勉強したものは

期間が経てば全く覚えてないし、全く使えません。

かっこよく見えるのはいいですが、実際はできませんでした。というのはかなりダサい。

 

しかし、受験に検定が有利(?)と布教されて、高校もウンウンと言っている以上

何はともあれ取るしかなさそう。

メジャーなのは英検と漢検ですかね。

オススメなのは数検を受けること。周りが持っていないので、一目置かれます。

そう、かっこいいんです。

 

でも検定ってどうやって勉強すればいいんでしょう。

まずは、対策用の問題集を買って傾向になれることが最優先。

知識があっても、問題の出され方や傾向がわからないとフルパワーが出しづらいです。

売られている問題集は、それら検定の形式を模しているので対策が講じやすいです。

苦手な問題の出され方や、理解していない部分が明確に浮かび上がってくるのでぜひやりましょう。

 

それで、対策に充てる期間ですが、実は1ヶ月〜2週間前がいいです。

もちろん、苦手であればもっと期間を当てればいいんですが、

そもそも検定って、今の自分の力に見合ったランクを受験しますよね?

なのでモチベーションの面を考えても、このくらいの期間が大丈夫です。

あまり期間が短いと、不安になって、実力があっても自分を信用できなくなります。

逆に設ける期間が長いと、飽きてどうでもよくなってしまいます。

なんども言いますが、勉強は8割モチベーションです。

自分の気持ちや忍耐力などと相談しながら“継続”を目指して勉強しましょう。

 

 

さて、ここまででは2週間前からすると、なんとかなるラインまでは最低持っていけることがお分かりいただけたかと思います。もちろん、2週間ただ待っていても、成績が上がるわけではないので、コツコツできないのであれば2週間だけはちょっとでいいので勉強し続けましょう。

ただ、入試だけは別。

本気でぶつからなければ、壁は突破できません。

学校のテストほど、甘くありません。

 

【受験のお勉強はいつからすればいい?】

効率的にできる生徒は1年前、できない生徒は1年と半年前からしましょう。

期間が長いと思うでしょう。

実は、志望校によります。

示した期間は、上を目指していくのに必要な期間。

さらに高みを目指す際、対策期間が長いことはマイナスには働きません。

要は、アップデート期間です。

早めに基礎基本は3ヶ月程度で終わらせて、問題をとにかく解きましょう。

そして、解けない問題には傾向が出てきます。それの対策をしながら、次のレベルの問題を解く。

このサイクルをしていくと、どんな問題が出ても大丈夫です。

 

ただ、こんなにやる気のある生徒はほんの一握り。

ほとんどの生徒は、この高校に行けたらいい。という考えではないでしょうか。

面接入試を受ける方は、これにちょこちょこ魅力的なワードを付け加えてアピールすればオッケーです。

で、目標を最初に決め、もっと上の高校に進学できるとしてもそこがいいという方は、

ランクにもよりますが大半は1年間かければ到達できます。

もちろん、グダグダやっていれば期間がどれだけ長くても到達できません。

方法は先に示した通り。アップデートを実施していきましょう。

 

ただ期間が長いので、リフレッシュは大事。毎日1時間ゲームするでもいいんですが

オススメはお外で遊ぶこと。

怪我したら危ないと言われるかもしれませんが、そんなこと言ったら道すら歩けなくなります。交通事故に巻き込まれる可能性がありますからね。

お外で遊ぶと、気分的にリフレッシュされることが多いです。

ゲームだと負けることでストレスを増大させてしまう可能性があります。本末転倒です。

 

いかがでしたでしょうか。

これらの意見は、長い間塾講師や家庭教師をやっていて感じたことです。

勉強ができないと最初から諦めてしまえば、その先には何もありません。

ですが、学校のテストや検定を機に、コツコツを実践していくというのはとてもいいことです。

僕が高校生の頃、こういう先生がおられました。

コツコツが勝つコツ

その通りだと思います。

なのでまずは、その習慣をテストの点数という小さな世界から広げていき、最後には入試合格という世界にまで拡大させていきましょう。

ご閲覧ありがとうございました。

ご質問等あればなんでも賜ります。